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Art Collaboration Kyoto 出展のお知らせ

  • FINCH ARTS
  • 11月5日
  • 読了時間: 4分
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FINCH ARTSは、2025年11月14日から開催されますアートフェア「Art Collaboration Kyoto」に出展いたします。


【概要】

会場:国立京都国際会館 ほか

会期:2025年11月14日[金]−16日[日]

時間:

11月13日[木] 内覧会 ※招待者と報道関係者のみ

11月14日[金] 12:00-19:00

11月15日[土] 12:00-19:00

11月16日[日] 11:00-17:00

ブース:KM09

出展作家

上前智祐福岡道雄、神馬啓佑、西村有未


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上前智祐《Untitled》1973, H47×W55 cm, oil on canvas, Courtesy of FINCH ARTS
上前智祐《Untitled》1973, H47×W55 cm, oil on canvas, Courtesy of FINCH ARTS

上前智祐 Chiyu Uemae

上前智祐(うえまえ ちゆう|1920-2018)。油絵具の点描を幾度も重ねた絵画や、布を針と糸の緻密なステッチで覆い尽くしたシリーズ「縫(ぬい)」を手がけ、独自の表現を追求した。戦後関西を拠点に活動した「具体美術協会」の結成から解散まで、一貫してその活動に参加し続けた数少ないメンバーの一人。具体美術協会のほか、モダンアート協会、アーティストユニオン(AU)、Ge展などにも参加し、さまざまな場で活動を展開した。個展としては「集合と稠密のコスモロジー 上前智祐」(1999年、大阪府立現代美術センター)、「卒寿を超えて『上前智祐の自画道』」(2012年、BBプラザ美術館)などが開催されている。その表現は国際的にも高く評価されており、1958年に大阪・高島屋で開催された「アンフォルメルと具体」展では評論家ミシェル・タピエに絶賛され、2012年にはロサンジェルス現代美術館(MOCA)の展覧会「Destroy the Picture: Painting the Void 1949–1962」にも出品。具体を代表する作家として紹介された。1999年に紺綬褒章、兵庫県文化賞を受章。2018年に逝去。



福岡道雄 《私達は本当に怯えなくてもいいのでしょうか(椿)》 2000, 木、FRP, H120 x W30 x D30 cm, Courtesy of FINCH ARTS
福岡道雄 《私達は本当に怯えなくてもいいのでしょうか(椿)》 2000, 木、FRP, H120 x W30 x D30 cm, Courtesy of FINCH ARTS

福岡道雄 Michio Fukuoka

1936 年、大阪府堺市に生まれる。生後まもなく中国北京に渡り、終戦後に帰国。中学2年まで滋賀県海津で過ごす。早くから彫刻家を志し 1955 年大阪市立美術研究所彫刻室に入所。1958 年海辺の砂に石膏を流し込んだ「SAND」シリーズを初個展で発表し注目される。以降、反芸術的作品「何もすることがない」、ため息を彫刻素材として捉えた「ピンクバルーン」、黑い箱状のアトリエや周辺の光景、波の表情による彫刻、平面に言葉を刻み込んだ「僕達は本当に怯えなくてもいいのでしょうか」など戦後の日本における現代美術を代表する彫刻家の一人として国内外で多数の展覧会に発表をつづけるが、2005 年、想像力の回帰を自覚し「つくらない彫刻家」となる。主な展覧会として「現代美術の新世代展」(東京国立近代美術館、1966)、「第 16 回サンパウロ・ビエンナーレ」(1981)、「ヨコハマトリエンナーレ 2014」、「福岡道雄 つくらない彫刻家」(国立国際美術館、大阪、2017)などがある。



神馬啓佑《Conversation Piece(blue bird)》2024, H22 x W33.3 cm, Oil on canvas
神馬啓佑《Conversation Piece(blue bird)》2024, H22 x W33.3 cm, Oil on canvas

神馬啓佑(じんば けいすけ)

1985年愛知県生まれ。極めて個人的な体験と絵画にまつわる物語を重ねた絵画表現を試みる。生活の中での体験と絵を描くことが重なり、カタルシス(浄化作用)のプロセスを通過していく時、作家にとっての絵画の目的を満したものになる。2011年 京都造形芸術大学大学院 芸術研究科表現専攻 修了。主な展示に、「ワニのためのフーガ:MIKADO2」(京都市京セラ美術館、京都、2024)「じゃがいもがポテトになる時」(VOU、京都、2022年)、「THE ヨエロ寸 -尋-」(VOU、京都、2021年)、「当然の結末#6(共同住宅、個人的体験)」(LEESAYA、東京、2019年)、「当然の結末#2(鑑賞と干渉、言語能力、円周軌道)」(gallery parc、京都、2018年)、「なまの記号たち -ポートレイトの現在形-」(シャトー小金井2F、東京、2017年)、「VOCA展2016」(上野の森美術館、東京、2016年)など。



西村有未《犬、石、物、語り(上巻1-9)》2024, H140×W140 cm, oil and oil bar and acrylic on panel
西村有未《犬、石、物、語り(上巻1-9)》2024, H140×W140 cm, oil and oil bar and acrylic on panel

西村有未(にしむら ゆみ)

2019年京都市立芸術大学大学院 美術研究科博士(後期)課程 美術専攻研究領域(油画)修了。近年の主な展覧会に「絵⇄それらを生む物語の態度」(FINCH ARTS, 京都, 2025)、「岸む音/際の上」(尾道市立大学美術館, 広島, 2024) 、「犬石物語(I still live there)」(FINCH ARTS, 京都, 2023)、「Kyoto Art for Tomorrow 2022 -京都府新鋭選抜展-」(京都文化博物館, 京都, 2022)、「絵画の見かた reprise」(√k Contemporary, 東京, 2021)、「Encounters in Parallel」(ANB Tokyo, 東京, 2021)、「第3回CAF賞」(3331 Arts Chiyoda, 東京, 2017, 審査員賞「保坂健二朗賞」受賞)など。コレクションに、高橋龍太郎コレクション, KANKURO UESHIMA COLLECTION, 山梨学院大学。



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